謎の感情と精神の話


おことわり

予め書いておきますが、これは Rubbish 、どうでもいい独り言の記事になります。

ツイートの代わりにちょっと書こうと思った程度の内容なので、興味がない方は無視していただければ。


きっかけ

あれは七月の最初の頃だったでしょうか。

月曜日、大学から帰ってくるのが遅くなった私は、購入した缶チューハイをチビチビ飲みながら自宅のパソコンで作業をしていました。
その時までは何ともなく、本当にほんわかとした気分で、そういえば明日はアレをやらなきゃいけない、期末試験の対策もしないと……などといったようなことを考えながら過ごしていた訳です。

普段と変わりない一日。ただ、今思えば本当に、日常というものはあっけないものですね。
自分でも、未だに何が起こったのか分かりません。

最初に感じたのは、「明日大丈夫かな」とか「勉強しないと今度の試験は不味いよな」のような、普段なら無視できるような程度の不安でした。
それがムクリと心の中で頭をもたげた次の瞬間、突然、凄まじい恐怖に似た謎の感情が一気に増殖を開始して止まらなくなったのです。

その時感じた不安や恐怖(と呼べるのか分からない何か)は、言うなれば純度100%で、理論はスカスカのくせに効果だけは最強クラスの意味不明なもので。
自分でも驚きましたが、普段飲まないお酒も飲んでいたし、そもそも帰るのが遅くなっていて疲れていたこともあり、その日はとりあえず寝てみることにしました。
すると案の定、翌日の火曜日の朝の目覚めは最悪でして、起きて数秒後には前日の感情が蘇ってきました。水曜日になっても、謎の感情は依然として消えません。
疲れが抜ければ消えると思っていた私は、徐々に焦り始めました。近日中に期末試験も始まるのに、と。

それが自分をさらに追い込んでしまったようで、木曜日からは食事が喉を通らなくなりました。
朝食の卵焼きを一口食べた瞬間にトイレ直行、口から胃液のマーライオン。おかげで朝から疲労困憊です。
とはいえ、元々緊張するとすぐに食欲がなくなる体質なので、朝はあまり気になりませんでした。
が、昼もまともに食べることができず、夜も三口で限界となってくると流石に気になります。
そして金曜日も、当然のように食欲ゼロです。「食べたらまたトイレだな」と直感的に悟り、味噌汁とお茶が朝食になりました。昼、夜も食欲は変わらず。

こんな生活が持続するはずもなく、その日の夜にK.O。休日は一切動けませんでした。
原因不明の悪夢で眠れず、朝起きれば心臓が早鐘を打ちます。試験勉強のために参考書を出しても、数行読むと謎の感情ですぐに思考が中断され、もう自分が嫌になります。
諦めてニコニコ動画でも観ようとタブレットを開きますが、普段なら笑えるような映像でも、何というか、半分義務感で笑うような感覚になってしまい……。
夕方になると絶望感がピークに達し、真剣に今後のこと――どう生きるかというかはどう死ぬか――を考えたり、天井を見ながら無を感じたりして過ごしました。

面白いのは、深夜になると今までの自分が帰ってくるという点です。どうやら頭の回転が鈍ると、一緒に謎の感情も消えてくれるらしいということが分かりました。
そうなるとますます寝ることが嫌になります。しかし夜更かしすると次の日さらに悪化することもあり、もう半分諦めつつ眠りにつくのです。


現状

そんな生活がしばらく続きましたが、あれから二か月。食欲は何とか戻りました。
そして体が慣れたのか、謎の感情も(ある程度は)抑制できるようになり、一件落着……とはならず、今度は別の問題が生じています。

異常なほどの神経質さです。

例えば、ちょっとしたキッカケ(テレビ番組を観る、ウェブサイトを見る、音楽を聴くなど)で、その正当性や予想される批評が頭をよぎってしまいます。
これがかなりしんどくて、例えば番組や記事を観る、読むにしても「ああ、面白いな」と思った次の瞬間には

「これは正しい主張なのか? 本当に熟考された上で出されたものなのか?」

とか、

「これにも反感を持つ人はいるんだろうな、だとしたらその主張はこういったものになるのだろうけれど……そういえば○○みたいな主張をしている人もいたけど、あれは無神経な……」

みたいな、所謂水を差す系のコメントが自分自身から自分自身に向かって飛んでくる訳で、もう楽しめるものも楽しめないというか、ボーッと無駄に考えて人生を浪費している気がしてなりません。
その癖、考えることを止められないのです。「様々な観点から考えなければ視野狭窄に陥る」みたいな強迫観念が根底にあって、もうバカバカしいとは分かってはいても、思考がなかなか止まってくれない。

もちろん、全部のキッカケに反応する訳ではなくて、全く気にならないものもありますし、目にした瞬間から不快感じみた反応を感じてしまうものもあります。
いずれにせよ、いちいち自分の(半分制御不能な)もう一つの人格にお伺いを立てないといけないような状況で。

Twitterも少し前まではある程度楽しくやれていたのが、この神経質さが始まって以降、各ツイートを受け流すことが困難になってしまい、明らかに調子が良い日以外はストップしています。


どうしたらいいの

いろいろ調べてみた結果、どうやら不安神経症のようだ、という結論に至りました。

ただ、身内に抗うつ薬の服用者がいることもあり、ともすれば薬漬けにされてしまう可能性があるとの抵抗感から、病院に行く気にもなれず。
カウンセラーへの相談とて、こんな訳が分からない状態を話したところで楽になるはずもないだろうと、こちらもやはり行く気になれず。

全くやれやれ、といった感じですね。
キッカケと神経質が発動する傾向からして、何となく本質的な原因みたいなものも見えそうな気がするのですが、どうにも未だぼんやりとしたままです。

性格のバックアップがあるなら、前に巻き戻して復元したい。
いちいちくだらないことで、あろうことか自分で自分に突っかかってくるレベルのクソな神経質さを除去したくてたまりません。

VPNの記事とか、いろいろ書いてる途中のモノの話とか、いろいろ出したい話やネタはあるのですが、パソコンの電源を入れると何故か神経質スイッチがONになりやすくなってしまって辛い、今日この頃です。

はあ。もうどうしたら良いんでしょうね?